ラビットショー
What is ラビットショー?
アメリカのラビット協会ARBAが純血種として定める48品種のうさぎについて品種基準(スタンダード)により近いうさぎを審査します。
スタンダードに定めるうさぎの品種の維持や向上を目的とする場でもあります。
本場アメリカのブリーダーたちは、向上心が強く絶えず、新しいカラーに取り組んだり、TOTALバランスの底上げを行っています。
自分たちの日頃の成果を発表する場でもあり、ショー自体をエンジョイし、各地の仲間との情報交換にも余念がありません。
同じ品種でも新しい血統を導入したりと、現状に留まらず、年々進化しています。
現在、日本のショーでは約100羽のうさぎがエントリーされ審査が行われます。
一方、年に1度4日間に渡って行われるアメリカのコンベンション(うさぎの祭典)では、全米中から約2万羽のうさぎがエントリーします。うさぎが!?と思われるかもしれませんが、本当に驚きの数です。
私も2012年から参加していますが、うさぎブリーダーとしては発見と感動の連続で、素晴らしいものでした。本場アメリカのジャッジやブリーダーの友人たちとも再開出来ますし、最新で最高のうさぎたちが見れます。
『百聞は一見にしかず』と言いますが、実際に見て、触らせてもらって実感することでは、得るものも違ってきます。2014年からはアメリカ各地で行われるコンベンション、ナショナルショーに毎年参加しています。
会場で会う友人たちは「うさぎはエントリーしているか?」とよく聞きます。そう、ただ行くのではなく、自分のブリードしている今最高のうさぎを連れて行き、本場のショーで審査してもらい、他のうさぎたちと競うことで、いま何が足りないのか?自分のブリードにはどのパーツが必要なのか?と言ったことを見極め、よりスタンダードに近い優秀なうさぎをブリードしていかなくてはならないと考えています。
うさぎをブリードしている人口が多いアメリカでは、毎週末に全米各地でラビットショーが行われています。
日本のブリーダー人口はまだまだ少なく、ジャッジをアメリカから呼ぶこともあり、、毎月ではありませんが、私の所属しているニッポン ラビット クラブ(NRC)が年に2回、2ショーを開催し、横浜ベイラビットクラブ(YBRC)が年に1回、2ショーを開催しています。このラビットショーでは普段は見ることのない品種のうさぎや優秀なうさぎが参加しています。少しでも興味がある方は、お時間を作って、見学に行かれてください。
実際に一度参加されるとまた違った視点からうさぎについて見えてくると思います。
参加されている方は、ただ見ているだけでなく、ジャッジに質問することも出来ます。
せっかくの機会ですので、遠慮なさらずアメリカへ行って友人を一人作るくらいの気持ちで気軽に聞いて、ショーも楽しんでみてください。
【日本ラビットクラブ】 http://nippon-rabbit-club.com/ | ||
【ARBA(全米ラビット協会)】 https://www.arba.net/ | ||